秋深き 私は何を 今思う...(芭蕉!?)
爽やかな季節到来!
すっかり秋めいてきましたね♪
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私事ですか、昨日、なんと.........
63歳になりました!
いやはや、時が経つのは早い!
そしてこれからの未来に向けて、一見【便利で生きやすい】世の中になりつつあるとおもいきや!
その便利さゆえ、生きづらい世の中を生き抜かなければならない子供たちのことを考えました。
日本は物が豊富で、他国に比べて治安も行き届き、いわゆる先進国(Developed Country)と言われています。
そして発展途上国(Developing Country) を憂い、『可哀想に』とか、『良かったこんな国に生まれなくて』と感じる人も多いと思います。
発展途上国の悲惨な状況の面についての思いは、敢えてここでは言及致しませんが、果たして日本は"developed"されているのか甚だ疑問を感じています。
『いやいや、そうでしょ。途上ではないでしょ』
確かに物質的には発展はしてきた。
けれども精神の発展は?というと、後退の一途にあると感じざるをえません。
そう感じるには諸々の理由がありますが一部のみ話させていただきます。
先ず、【自制心の欠如】が挙げられます。
指示をされ、監視され、確認されないと義務をおざなりにする。
仮に確認をされることが分かっていても、そこになんらかのペナルティがなければスルーする場合もあります。
そしてまた、そのペナルティさえも、【指示→監視→確認→ペナルティ】が伴わないと遂行しない。
後もう一つだけここで書かせていただくとすれば......【自立心の欠如】です。
先程の【自制心〜】と重複するイメージもありますね。要は【自ら】の部分が後退しつつあると懸念します。
それは教育の受け方、学びの姿勢が変わってきているゆえかもしれません。
『この子たち、社会に出たらどうなるんやろ?』と心配になる子もいます。
教育を生業とする私の中で、このような憂いが徐々に大きくなってきています。
だからこそ教育に携わる私たちは真剣に子供達の指導にあたらなければなりません。
それはいわゆる今流行りの【手厚い指導】とはかけ離れているかもしれませんが、数年後、数十年後を見据えています。そしてまた指導にあたる私たちも成長しなければ......と思います。
最後に神戸外大に通っていた生徒から届いたメッセージを紹介させていただきます。
"Sage on the guide vs Guide on the side"(壇上の賢人 対 そばにいてくれる指導者)
『先生は自分でどっちのタイプ?だと思う?』
(which type are you on?)
『後者かな〜?』
(the latter one,I think)
『違う!』
(No)
『???』
『先生は生徒!だって、先生ずっと学び続けようとしてるやん〜』
(You're a student,because you always try to learn something with us)
↑↑こーんなこと言われたら、学びを止めるわけにはいかないですよね(^_^;)
彼女の言葉で私も成長できました♪