この数字を見ると28年前の未曾有の大地震を思い出します。
テレビをつけるとあちらこちらで追悼式が行われているとのこと。
コロナ禍で2年間は追悼集会が出来ず、3年ぶりに集まることができた様子です。
当時私は実家の近くの集合住宅に住んでいました。尋常でない揺れを感じた私は咄嗟に横に寝ていた娘の上に覆い被さり揺れがおさまるまで待ちました。
その後直ぐにまだ暗い中を実家まで走って行き、両親の無事を確認した後、家に戻りました。
実家は奇跡的に両親が寝ていた部屋と反対側の部分が潰れ、とても住める状態ではなくなりましたが、(その後取り壊しになりました。)両親が無傷だったことが何よりでした。
私の地域は比較的電気の復興は早く、直ぐにテレビなどで各地の様子を観て、改めてことの甚大さに身震いをしました。
長年人間が自然破壊をしてきた結果、自然から罰を与えられたのか。それにしてもその代償はあまりにも大きく、亡くなられた方々のことを思うと胸が痛みます。
直接震災で亡くなった方以外にも、震災のために心壊れ精神を病み亡くなられた方も数えきれないと思います。
それでもやはり『大変なことがあった！』だけで終わらせるのではなく、その出来事を受け止め、これからの教訓にもしていかなければならないと思います。
戦争、震災、事故、そして犯罪も時が経てば忘れ去られてしまいがちですが、風化されることなく、語り続けたいですね。
